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* 2006.07.01 日記
昨日は精神状態が酷いことになっていて、家を出て宛てもなくふらふらと彷徨っていました。
そして立ち寄った書店で手に取った宮部みゆきの「ブレイブ・ストーリー」。
お金もないというのに、全4巻買ってきてしまいました。
ちなみに角川文庫ではなく角川スニーカー文庫版。何故なら表紙イラストが素敵だし、カラー口絵も付いてるから(角川文庫版のほうは絵は一切なし)

映画の広告ポスターを見た時から、ああこの話はきっと私のツボだなと、直感的に感じていました。そして文庫のあらすじを読んで、さらにツボだなと思いました。
直感的中。
2日がかりで全巻読み終え、ボロ泣きでした。
なんだよこれ。
私が欲しかったもの、言いたかったことが、全部詰まってるじゃないか。
まるで宮部さんに心の中を読まれたかのようです。
すごいよ宮部さん。

これほどまでに思い通りの作品を読むと、なんだか今さら自分が小説を書くまでもないんじゃないかって思います。私なんかが書かなくても、もう既にこんなにも高名な作家さんが書いて、世に知らしめてくれてるんだから。無名で無知で無力な私の出る幕なんか、もうこれっぽっちも残ってないって。思い知らされます。打ちのめされます。情けないくらいに。

でも、だからこそ、私は私の物語を書かなきゃいけないんだとも思います。
たとえ書きたいことやテーマは同じでも、私にしか書けないものを書かなきゃいけないんだと。今はまだ無理でも、いつかその高みにたどり着かなきゃいけないんだと。そうでないと、私の今までが全部無駄になってしまう。

誰かの真似じゃなく、私にしか書けないもの。
そんなものが本当にあるんだろうか、とも思います。
そんなのあるわけがないと絶望して、もう小説書くのなんてやめてしまえと思うこともあります(このサイトがよく縮小運営になるのはそのためです…;)

でも、あるかないかじゃなくて、捜さなきゃいけないんだと、ちょっと思いました。それを見つけられるかどうかじゃなくて、捜すことそのものに意味があるのだと。
なんて偉そうなこと言っても、実際は口で言うほど簡単じゃないですけどね(^^;
こんなこと言ってたって、私はどうしようもなく弱くて馬鹿ですから、またそのうち「もう駄目だ!」とか喚いて立ち止まってしまうんだろうけど。
でも何度立ち止まったとしても、最後には必ずまた歩き出せたらいいなと願っています。

こういうこと母に話すと、きっと「そんな下らないことを言っているから、いつまでたっても駄目な人間なんだ」って馬鹿にされるんだろうな。
でも駄目でも下らなくても、私はそんな不器用な方法でしか前に進めないのです。こればかりはどうにもならない。どうにかしろと言うのなら、殺してもらうしかありません。だって、その駄目な部分を切り捨てるということはすなわち、私の魂をズタズタに切り裂くのと同義だから。
もし母が私のこの言葉さえも哂うのであれば、私は自ら命を絶ってやるだけの覚悟はあります。

お財布には大打撃だったけど、買ってよかった。
ブレイブ・ストーリー。
まさしくこれは勇気の物語でした。
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