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* 2006.07.20 日記
私は基本的に、救いのないお話というのは好きではありません。創作である以上、何らかの救いはあるべきだと思っています。それがあからさまに目に見える形であれ、あるいはほんのり漂う程度であれ。
救いようのないものなんて、現実だけでたくさんです。そんなものは現実世界で嫌というほど目にして、耳にして、体験しています。創作の世界でまで、そんな気分の悪いものをまざまざと見せ付けられたくはありません。

でも、ときどき、どうしようもなく救いようのない、ただひたすら絶望だけのお話というのを書きたくなるときがあります。誰ひとり報われない、誰ひとり幸せじゃない、そんな話。
今がちょうどそのときです。
ひたすら凄惨で、陰鬱として、血みどろで、殺伐とした話。そんなものが書きたい。そんな世界に浸りたい。

友人から「君の作る世界はとても純粋だ」と言われました。そして「そういう世界を作っていくのって、すごく大変だと思う」とも。実際そうだと思います。
希望に満ちたお話はとても美しいけれど、疲れるんですよ。ひどく疲れる。そんなこと現実ではあり得ないって分かってるから。私の目の前には希望なんて欠片も見えないから。それでも私は、そういう話を書きたいと願っている。書かずにはいられない。
だから絶望のお話を書くのって、ある意味「息抜き」になるのかもしれません。すごく逆説的なようですが。

うん、たまにはそういうのを書いてみるのもいいのかもしれない。
ちょっと、そう思いました。
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